お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、1日に放送されたラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送/毎週土曜13:00~14:55)で、活動復帰した相方・田村亮とともに1月30日に開催したトークライブと記者会見について言及した。
吉本興業とも話し合いを重ねて、亮の復帰に向けて着実に動いてきた淳。「山本圭壱っていう尊敬している先輩が謹慎して、10年かかって10年後にやっと復帰を果たすっていうのをずっと見ていて、加藤浩次さんとかが一個一個着実に、10年かかったけど着実に周りの理解を深めながらっていうのを見ていたから、それにならって自分も亮を一歩ずつ進めてみようと思った」と打ち明けた。
トークライブが始まる前には1人で前説を行い、亮が出やすい空気に。「どうやって亮のことを迎え入れればいいかお客さんわかんないだろうなと思ったから直前で決めた。亮もすごい強張っていたから、その表情を見て『俺だけ先出るわ。1回ほぐしてからお前呼ぶから』って」とその狙いを説明。その前説で観客に、亮を迎える際に「お帰り!」「待ってました!」と言葉をかける担当を作ったという。
そして、「山本さんがライブを1人で始めたときの映像を見させてもらって、お客さんが『お帰り!』とか『待ってたよー山さん』って。あの山本さんが、言葉が出るまで2分。2分ずっと泣くのをこらえて、その言葉を浴び続けて、ようやく『山本圭壱戻って参りました』って頭下げるのを見ちゃったから、亮もそんな感じで戻してあげたいなと思って」と打ち明け、「山さん泣かなかったけど、亮すぐ泣いた。ボロボロって」と笑った。
さらに、「実はあのとき俺も。亮さんが『お帰り』って言われて涙しているのが、山本さんのときとダブっちゃって。山本さんの映像を見たときには泣いちゃったんですよ。あー同じ、デジャブだなって。そうしたら目頭がぐっと熱くなってきたから、ちょっとエッチなことを考えて涙をしのいだ。2人泣くのは嫌だなと思って」と、淳も泣きそうになっていたことを明かした。