フジテレビのアナウンサー5人が『東京マラソン2020』(3月1日開催)に挑む番組『Road to 東京マラソン~SHOW アナ STORY~』が、同局の動画配信サービス・FODで1日、配信を開始した。

  • 榎並大二郎アナウンサー(左)と佐々木恭子アナウンサー=フジテレビ提供

この番組は、アナウンサーたちが『東京マラソン』に出場するまでの日々と大会当日までを追っていく密着ドキュメント。若手からベテランアナウンサーまで、男女5人のランナー決定の瞬間から、トレーニングの日々、そして大会当日までを完全密着し、自ら過酷なレースへ飛び込み、挑戦へと奮い立たせたそれぞれの想いに迫る。

1日配信の第1話「東京マラソンにかける男」(無料配信)では、東京マラソンのランナーとして真っ先に立候補した榎並大二郎アナが、共に挑戦するアナウンサーを募集する様子を配信。第2話「選ばれたランナー」では、女性アナウンサー代表の佐々木恭子アナをはじめ、走ることに熱い想いを抱く残り3人のランナーが決定する。

榎並アナは「“肉体派”を装っている私ですが…人生で1度もリレーの選手に選ばれたことがなく、高校入学まで25mすら満足に泳げませんでした。そんな人間に残された術は“忍耐”。高校で遠泳部に入り、ひたすら練習に耐え、大学卒業の頃には30km・10時間泳げるようになりました。ひとつコンプレックスが消えたので、次は陸。コンプレックスマンの生き様をお見せします。…といったように、今回それぞれの想いを胸にアナウンサー5人が走ります。ペースはバラバラですが、心はひとつ。素晴らしい舞台で走らせていただけること、そして見てくださる全ての方への感謝を込めて、一歩一歩前へ進みます。私たちの軌跡をご覧いただけたら幸いです」とコメント。

佐々木アナは「『やればできる!』そう信じて生きていたいと思っています。でも…『できない』理由を探すのが、どんどん得意にもなります。年齢、母ゆえの練習時間の確保の難しさ…。今回の挑戦は、その壁を越えてみたいのです。できてもできなくても、一歩進めば必ず風景が変わることを見てみたい。そして、そんなかあさんの背中を、子どもに見せていたいのです。練習を始めてから、既に会話量が5倍になったアナウンス室の同志と共に、苦しいときにあと一歩!進んでみます」と意気込んでいる。