映画『天気の子』の主題歌で注目の女優・三浦透子が、きょう1日に放送される日本テレビ系ドラマ『トップナイフ ―天才脳外科医の条件―』(毎週土曜22:00~)の第4話に出演する。

  • 三浦透子=日本テレビ提供

三浦が演じるのは、緊急搬送された記憶喪失の女性患者(中尾ミエ)の娘・千春。西郡(永山絢斗)の抱える“痛み”の正体に深くかかわってくる重要な役どころだ。

第4話は、深山(天海祐希)たちは救急搬送された記憶のない女性患者の身元特定に頭を抱える。名前もわからず家族に連絡もできない中、複雑な表情を浮かべていた西郡は、女性患者と自分の関係を告白する。

患者の娘・千春によると、女性心臓外科医の第一人者だった患者・喜和子は2年前に脳腫瘍を発症。誰もやりたがらない難手術を西郡が執刀した結果、記憶をなくして徘徊を繰り返すようになったという。手術のミスのせいで喜和子の人生が台無しになったと千春は西郡を責めていた。さらに、喜和子の意外な正体が明らかになる。

そんな中、60代の男性・山口清(本田博太郎)が幼なじみの内田正(綾田俊樹)に付き添って病院を訪れる。記憶が3分しかもたず、自分が33歳だと思い込んでいる内田を親身に世話する清だが、なぜかバッグの中には包丁を隠し持っていた。今出川(三浦知良)は、清が心に抱えている暗い感情に気づくが…。

黒岩(椎名桔平)は、西郡が切除しきれなかった腫瘍が喜和子の“逆向性健忘”を引き起こしている可能性に触れ、西郡の脳外科医としての腕を酷評。西郡と喜和子との関係を自分と娘の関係に重ねる深山はその夜、カサブランカで顔を合わせた黒岩に言い過ぎだとたしなめるが、「甘い」と切り捨てられてる。

一方、来島(古川雄大)への思いを持て余す幸子(広瀬アリス)は、自身をコントロールできなくなる中、まさかの来島からの急接近が…。

記憶をなくした患者とその周りの人間関係が渦巻く中、深山は脳に刻まれた患者の“真の想い”を読み解いていく。