JR東海は31日、特別企画乗車券「新幹線お出かけきっぷ」「新幹線＆メトロ 東京日帰りきっぷ」の発売を3月31日利用開始分をもって終了し、「新幹線回数券」の一部区間と「EXこだまファミリー早特」のグリーン車の設定を終了すると発表した。

  • 東海道・山陽新幹線ネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」において商品の充実を図る一方、特別企画乗車券は既存の商品を廃止するなど一部見直しに

「新幹線お出かけきっぷ」は東京・品川～小田原間および東京・品川～熱海間の往復商品、「新幹線＆メトロ 東京日帰りきっぷ」は小田原～品川・東京間と東京メトロ1日乗降り自由、熱海～品川・東京間と東京メトロ1日乗降り自由の往復商品で、どちらも3月31日まで販売し、同日の利用開始分をもって販売を終了する。

「新幹線回数券」は、グリーン車用の「東京(都区内)～岡山」「東京(都区内)～広島(市内)」「京都(市内)～小倉(市内)」「京都(市内)～博多(市内)」、普通車指定席用の「東京(都区内)～相生」「東京(都区内)～徳山」「東京(都区内)～新山口」が発売終了に。3月31日発売分をもって終了となるが、発売終了日までに購入した「新幹線回数券」は有効期間終了日まで利用することができる。

「エクスプレス予約」および「スマートEX」で予約できる商品「EXこだまファミリー早特」はグリーン車の設定を終了。「東京・品川～名古屋」「東京・品川～京都」「東京・品川～新大阪」「新横浜～名古屋」「新横浜～京都」「新横浜～新大阪」「名古屋～京都」「名古屋～新大阪」において、グリーン車の設定のみ、3月13日利用開始分(3月10日まで発売)をもって販売を終了する。

JR東海は東海道・山陽新幹線ネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」において、早特商品に「首都圏～小田原・静岡東部エリア間」の設定区間を追加することも発表している。追加区間は東京・品川～小田原・熱海・三島間とされ、2月14日に発売し、利用期間は3月14日から。発売額は小田原駅発着が大人2,890円・小児1,440円、熱海駅発着が大人3,300円・小児1,650円、三島駅発着が大人3,630円・小児1,810円となる。