フジテレビが立ち上げた、BL(ボーイズラブ)に特化した新アニメレーベル「BLUE LYNX(ブルーリンクス)」の第1作目として2020年2月15日(土)より公開される、劇場アニメ『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』より、矢代と百目鬼の切ない関係を描いた第2弾予告が公開された。

そして、本作の主題歌を島根県出身の、Key/Vo 藤井レオ Ba/Cho 福島智朗(エモアキ)、Dr/Cho 冨田洋之進(ドラゲ)からなるギターレス、ピアノ・トリオバンドであるOmoinotakeが担当することが決定。主題歌のタイトルは「モラトリアム」で、作品にマッチした繊細ながらも情感を揺さぶる内容となっている。

●「Omoinotake」のメンバーコメント

◎福島智朗/エモアキ (Ba/Cho)
「囀る鳥は羽ばたかない」アニメ映画化という記念すべき作品の主題歌を任せていただいたことをとても光栄に思います。
この作品の持つ湿り気を帯びたニュアンスは、山陰という雨の降る街で生まれ育った僕らにどこか通ずるものがあり、原作を読み終えた瞬間、抱えきれないほどたくさんの言葉が溢れ出てきました。
叶わないとわかっていながらも抑えることのできない感情、矛盾が同居する心境、その恋の儚さを「モラトリアム」と名付けました。僕らの音楽がこの作品を通じて、心のより深くまで届くことを願っています。

◎藤井レオ (Vo/Key)
子どもの頃から持つ「愁い」のような感情を、音楽でストレートに表現することをどこか避けてきた面がありましたが、この作品と自分との共通項として、そのような感情を初めて素直に音に乗せることができ、この作品に自分の表現の幅を広げてもらったことをとても感謝しています。
人生初の書下ろし曲、大変思い入れのある曲となりました。作品の一部となれたことを誇りに思います。

◎冨田洋之進/ドラゲ (Dr/Cho)
この作品に登場するキャラクター達は一見残酷で冷徹ですが、ストーリーが進行するに伴い、その裏に見せる弱さや脆さ、その人間臭さに愛しさを感じている自分に気がつきました。
僕らの楽曲がこの作品とどんな化学反応を起こすのか劇場のスクリーンで体感できるのを非常に楽しみにしています。

なお、第2弾予告では、主題歌となるOmoinotakeが歌う「モラトリアム」が使用されているので、あわせてチェックしておきたい。

●劇場アニメ『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』第2弾予告

また、2月19日にリリースされるミニアルバム『モラトリアム』の期間生産限定盤のジャケットは、『囀る鳥は羽ばたかない』(大洋図書「ihrHertZ」連載中)の原作者・ヨネダコウ描き下ろしのオリジナルデザインとなる。

劇場アニメ『囀る鳥は羽ばたかないThe clouds gather』は、2020年2月15日(土)の公開予定。各詳細は公式サイトにて。

(C)ヨネダコウ・大洋図書/「囀る鳥は羽ばたかない」製作委員会