ジャニーズJr.内の5人組ユニット・HiHi Jetsが、きょう31日に放送されるフジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(毎週金曜24:55~ ※関東ローカル)で、8カ月にわたる密着を受けた。

  • (左から)HiHi Jetsの井上瑞稀、猪狩蒼弥、高橋優斗、作間龍斗、橋本涼=フジテレビ提供

結成5年目を迎えたHiHi Jetsは、5人中4人が10代で、夢は「伝説のグループになること」。昨年夏、約1カ月にわたって開催されたコンサートでは、他のジャニーズJr.内ユニットとともに10万人以上を動員し、今月には、デビュー前にもかかわらず、新曲が人気アニメのエンディングテーマに起用されるなど、活躍の場を広げている。

取材を始めた昨年6月、夏の公演に向けた準備が始まっていた。披露する楽曲を決める際にはそれぞれが観客に見せたいものをとことん話し合う姿が。ジャニーズJr.歴10年の井上瑞稀は「(5人で)横一列でやっていきたい。自分とは違う人が集まったからこそ面白い意見がどんどん出てくる。人の意見を聞いているといいなって思いますよね」と互いを尊重し合うユニットの関係性について語る。

いよいよ始まったリハーサルで、5人は高さ1.7メートルのローラースケート用バンク(=傾斜)を駆け降りる演出を取り入れようとしていた。グループ随一のローラースケートの技術を誇る猪狩蒼弥を筆頭に、作間龍斗、井上、橋本涼も難なくバンクを駆け降りることに成功する。

しかし、ジャニーズへの入所が最も遅かった高橋優斗は、バランスを崩し床に身体を打ち付けてしまう。それでも起き上がって果敢に再挑戦する高橋に、メンバーは「今のいけそうだったよ」「初めからルートを曲げて設定するといい」と声をかけ、温かく見守る。

この日、何度もトライし無事にバンクを駆け降りることができるようになった高橋だが、ユニット結成当初について「グループにいることが苦痛だった。いっぱいいっぱいだったけど今思うと努力が足りなかった」と話す。責任感の強い高橋について、井上は「やるんですよ、言った分。やってきてくれる人なので」と語る。そこには、いつも本音でぶつかり合ってきた5人だからこそ生まれた、メンバー同士の強い絆があった。

猪狩が「期待値の上をいっていたい」、井上が「限界を決めちゃったらそこまでしか伸びないので、限界を決めないです」と語るように、無限の可能性を秘めているHiHi Jetsの姿を追っていく。

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