JR東日本は29日、山手線の車両を活用した新たな乗車体験の提供と、車両メディアの新たな価値創造をめざし、2月3~17日に6つのコンテンツを搭載した「山手線 Ver.2020 by 東京感動線」を1編成で運行すると発表した。
現在の山手線の車両(E235系)は、「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」をコンセプトにデビュー。「山手線 Ver.2020 by 東京感動線」では、さまざまな企業やプレイヤーと手を組み、いままでの通勤電車になかった新しいしくみや技術を盛り込むことで、車両の新しい価値を創り上げるとともに、乗客に喜んでもらえるような乗車体験の提供をめざす。
搭載するコンテンツは、東京の未来を創ろうと活躍する10名のインタビューを窓上に設置の3連モニターで放映する「東京感動線物語」、現代の東京を盛り上げてきたワクワクカルチャーニュースを中吊りで紹介する「#山手線を語ろう」、別所哲也さん、柏木由紀さん、渡部建さん、市川紗椰さん、森七菜さんら全10組が語る「山手線にまつわる“感動ストーリー”」を車内で限定配信する「山手線RADIO Powered by J-WAVE」、アドストラップの2次元コードをスマートフォンで読み込むと山手線沿線のランドマークが画面上にARとして現れる「山手線AR Powered by Deep4Drive」、列車内をギャラリーに見立てて30の車窓を額縁で彩った「山手線の車窓 -30選-」、期間中の一部日程・時間帯に車掌によるオリジナル車内放送「車掌オリジナル放送」の6つとなる。