パイオニアは1月28日、カロッツェリアブランドのリア専用ドライブレコーダーユニット「VREC-RH200」を発表した。2月より発売し、価格はオープン、推定市場価格(税別)は17,000円前後。
すでにフロント用ドライブレコーダーを装着している人に最適な、後方撮影用のドライブレコーダー。本体部が約32mmサイズのコンパクト設計だ。カメラ部は上下左右に首振りし、装着後の視界調整もしやすい。
車のリアガラスへは両面テープで装着し、リアガラスの熱線を避けて取り付けられる。同梱の電源ケーブルは中継コネクタ仕様となっており、トータルで9mの長さがあるため、全長が長い車にも対応可能。電源としてシガーソケット用USBチャージャーが付属し、12V車と24V車に対応する。
有効画素数は約200万画素で、フルHD解像度の1,920×1,080ドット/27.5fpsで撮影。画角も水平114度・垂直62度・対角130度と広く取られている。ディスプレイは持たないが、本体にWi-Fi機能を装備。スマートフォンとWi-Fi接続してアプリ「ドライブレコーダーリモート」をインストールすることで、スマートフォンがモニター代わりになる。アプリからは、録画映像の確認や設定、録画データの移動も可能だ。
録画機能として、駐車中の車を見守る「駐車監視機能」を搭載し、衝撃を検知すると自動で録画を開始(最大30日間)。エンジンを切った後に、最大15分間録画を継続する機能もある。また、急激な明るさの変化に対して、黒つぶれや白飛びを防止するWDRにも対応している。
記録メディアには、最大128GBのmicroSDXCメモリーカードを使う。パッケージには16GBのメディアが付属する。連続録画時間の目安は(高画質設定の場合)、16GBのメディアで約1時間、128GBのメディアで約12時間。本体サイズはW32×D34×H32mm、重さは70g。