日本エイサーは1月28日、文教市場向けのPCとして、「TravelMate Spin B3」シリーズから11.6型マルチタッチ対応コンバーチブル2in1「TMB311R-31-A14P」を発表した。8月の発売予定で、価格は49,800円(税別)。
Windows 10 Pro Educationを搭載する学習者専用のコンバーチブル型2in1ノートPC。公立および私立の小学校・中学校・高等学校向けの端末で、一般消費者向けの販売は行われない。価格は、令和元年度補正予算より拠出される児童生徒1人1台端末の整備を対象とした、1台当たりの補助金で導入できるものとなっている。
文部科学省のGIGAスクール構想における「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策」の考え方に基づいた学習者用端末の標準仕様に準拠。学校のICT環境整備の推進と学習活動の充実をサポートする。
コンバーチブル型2in1ノートPCということで、液晶のヒンジ部分が回転。クラムシェル型ノートPCのモード、ディスプレイモード、タブレットモード、テントモードという4通りのスタイルで使える。ディスプレイは10点マルチタッチ仕様で、解像度は1,366×768ドット。カメラはインカメラが720p、アウトカメラが1080p。インカメラには手動開閉式のカバーを備える。
本体は、周囲をラバーバンパーで保護するとともに、内部をハニカム構造で強化。米国国防総省の定める耐久試験「MIL-STD 810G」に準拠したテストをクリアしている。キーボードは防滴構造を採用し、最大330ミリリットルの水をこぼしても底面の排水孔から排出される。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron N4020(1.1GHz)、メモリが4GB、ストレージが64GB eMMC。OSはWindows 10 Pro Education。ネットワークは、有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.0×2、、HDMI×1、microSDメモリーカードリーダーなど。バッテリ駆動時間は約12時間。本体サイズは約W295×D212×H20.95mm、重さは約1,460g。