俳優・寺島進主演の『駐在刑事 Season2』(テレビ東京系、毎週金曜22:00~)が24日の放送で番組平均視聴率8.6%をマークし、1月スタートのプライムタイムの民放冬ドラマ初回視聴率が出そろった。
1位は、13.0%をマークした女優・天海祐希主演の『トップナイフ ―天才脳外科医の条件―』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)となり、医療ドラマの人気を見せつけた(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。
2020民放冬ドラマ初回視聴率ランキング
『トップナイフ』は、脳外科医たちがそれぞれに抱える秘密と爆弾をめぐる群像劇。前クールの『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)に続き、2クール連続で医療ドラマが初回視聴率トップとなった。初回で13.0%をマークしてから、12.0%→12.9%と高水準をキープしている。
2位は、桐谷健太と東出昌大がW主演する『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレ朝系、毎週木曜21:00~)。初回12.0%をマークしたが、第2話は9.7%と2ケタを割っている。
3位は伊藤英明主演『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系、毎週金曜22:00~)の11.3%、4位は竹内涼真主演『テセウスの船』(TBS系、毎週日曜21:00~)の11.1%、5位は沢村一樹主演『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00)で、初回2ケタをマークしたのは以上5作品。
今クールは、病院を舞台にした作品がNHKを含めて6本と乱立しているが、『トップナイフ』『病室で念仏を唱えないでください』『恋は続くよどこまでも』『アライブ がん専門医のカルテ』『病院の治しかた』という民放5本の初回視聴率の数値を平均すると10.1%となっており、人気ジャンルであることを裏付けている。