映画『シグナル100』(1月24日公開)の公開初日舞台挨拶が24日に行われ、橋本環奈、小関裕太、瀬戸利樹、甲斐翔真、中尾暢樹、福山翔大、中田圭祐、山田愛奈、若月佑美、恒松祐里、竹葉リサ監督が登壇した。

  • 左から山田愛奈、福山翔大、中尾暢樹、甲斐翔真、瀬戸利樹、橋本環奈、小関裕太、中田圭祐、若月佑美、恒松祐里、竹葉リサ監督

    左から山田愛奈、福山翔大、中尾暢樹、甲斐翔真、瀬戸利樹、橋本環奈、小関裕太、中田圭祐、若月佑美、恒松祐里、竹葉リサ監督

同作は宮月新・近藤しぐれによる同名漫画を実写化。担任教師の手により、突如として自殺催眠をかけられた36人の生徒たち。遅刻をする、電話をかける、涙を流す…ふだん行っていた行為が死を招き、催眠発動(自殺)のシグナルは全部で100。死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみという状況で、人間の本性が徐々に暴かれていき、生き残りをかけた壮絶なデスゲームへと発展していく。

2020年の抱負を聞かれたキャスト陣だが、その内容は見事にバラバラ。「URL」というフリップを掲げた橋本は、「ネットニュースを見て人にURLを送りがちなんですよ。それをすることによって、自分が興味ないことでも見ようとするので、続けたいと思いました」と語る。「食べ物屋さんとか、めっちゃ送られてきたことあります」(恒松)、「橋本先生のおかげでいろんな分野に詳しくなりました」(若月)と共演者陣も納得で、小関は「僕も、来たんですよ。『写真集でフィンランド行ったんだね』って、僕のニュースを送られてきた」とエピソードを披露した。

「高低差をなくしたい」という瀬戸には、周囲が「どういうこと!?」と総ツッコミ。「狭めたいんですよ、いろいろ。クールそうに見られがちなんですけど……」と説明する瀬戸だが、周囲は「ギャップのこと!?」と、独特な表現に驚き、橋本も「"高低差"って言うの? それって」と疑問を提示する。「印象通りに(クールに)なりたいんですよ」という瀬戸だが、甲斐は「無理だね」とバッサリ。橋本は「だとしたら、最初の挨拶違うんじゃない?」と、クールな役なのに元気いっぱいのあいさつをした瀬戸にもっともなツッコミを入れた。

「バーボン片手に靴磨き」と回答した小関は、「これから始めてみたいという。素敵な30代になりたいんですけど、前夜に次の日の靴を磨いて……」と、CMソングをハミングしながら、バーボンを飲み靴を磨く姿を再現。また、「サウナ」を抱負にした中田に、中尾が「サウナのような男になりたいってことですか?」とまぜっ返すと、橋本は「え〜と、ちょっと1回黙ってもらってていいですか?」とその場をおさめる。中田が「どういう男ってこと?」と食いついてしまうと、「そこは掘らなくてもいいから!」と、ゆるめの回答を連発する男性陣を縦横無尽に取り仕切っていた。