京王電鉄は23日、ドリンクホルダーを搭載した5000系1編成を増備し、1月11日から運行を開始したと発表した。あわせて2020年3月末までに既存の1編成にもドリンクホルダーを搭載し、今後すべての5000系に搭載する予定であることも発表された。

  • 5000系に搭載されたドリンクホルダー

  • 3人掛け座席の壁側に肘掛けを新設

同社の5000系は2017(平成29)年9月に登場した京王線の最新車両。クロスシート・ロングシートに転換可能な座席を設置し、通常列車に加え、2018年春から有料座席指定列車「京王ライナー」としても運行されている。

「京王ライナー」は今年2月22日に実施されるダイヤ改正で増発される予定となっており、これに向けて新たに1編成(5736編成)が増備され、1月11日から運行開始した。増備された編成も10両編成で、新たに搭載したドリンクホルダーはクロスシート時のみ使用可能。3人掛け座席にドリンクホルダーは設置されないが、サービス向上のため、新たに壁側にも肘掛けが設置された。