アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が、26日に放送されるフジテレビのスポーツ番組『村上信五∞情熱の鼓動』(25:55~26:55)で、新体操日本代表・フェアリージャパンの強さの秘密に迫る。
まずは、フェアリージャパンをまとめている、日本体操協会の山先浩子強化本部長と対面する。山崎氏は、全日本選手権で個人総合5連覇を達成した新体操人気の火付け役。84年のロサンゼルスオリンピックでは、日本人初となる個人総合で8位入賞を果たし、04年からは強化本部長としてフェアリージャパンを率いている。
昨年の世界選手権で快挙を遂げたフェアリージャパンだが、地道な改革が実を結び現在の躍進につながっている。アテネオリンピック出場を逃してから、さまざまな改革をスタートしており、代表選手の選考に前代未聞の「トライアウト」システムを採用。全国から才能ある選手を毎年トライアウトで選び集中合宿をして鍛えていく。
この方法で集められたのがフェアリージャパン。トライアウトは年1回行われ、生き残りをかけて常に切磋琢磨している。他にも、新体操において、最も重要な要素である美に着目。スポンサーであるPOLAのサポートのもと、専属のメークコーチによるサポートを受けている。
また、1年のうち350日を合宿生活で過ごし、圧倒的な練習量により、超高難度のプログラムに取り組んでいるという。18年に新しいルールに改正され、技の難易度の得点の上限が撤廃され、難しい技を入れるほど点数が高くなるようになった。ルール改正は、フェアリージャパンにとってプラスか、マイナスか、どんな対策を立てているのか。山崎氏は「これ以上、技を入れる隙間がないほど詰め込んだ」と説明する。
プログラムは、ライバル国の状況もみながら、オリンピック直前まで改良が続けられるという。そんな、東京オリンピックに向けて難易度の高い新体操のプログラムを村上が体験。さらに、村上にある「技」の名前を付けて欲しいと依頼もされるが、果たしてどんなネーミングになるのか…。
そして、フェアリージャパンの主将・杉本早裕吏、松原梨恵、横田葵子、熨斗谷さくら、竹中七海、鈴木歩佳の6選手がそろってインタビュー。事前に行ったアンケート「一番天然なのは?」「一番よく食べるのは?」などの回答をもとに、フェアリージャパンの素顔に迫る。
アンケートにまつわるエピソードを聞くごとに、村上も「うちのグループも…」と、横山裕や丸山隆平の名前を挙げ、「関ジャニ∞」のグループの一員としての体験談を交えながら共感し、フェアリージャパンのエピソードを引き出していく。
インタビューを終えた村上は「期待しかしてないですけど、過度のプレッシャーを感じずに伸び伸びと演技していただきたいです。今日、3年ぶりに練習を見させていただきましたけど、随分変わってしまいましたもんね。ルールの変更ってどれだけ大変なのか、その競技の方にしか分からないつらさがあると思いますけど、こんなハイレベルなことを難なくこなされて、心躍るような演技をしてくださって…これは我々の約束だと思いますので、金メダルを取っていただきたいです」とフェアリージャパンにエールを送った。
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