女優の山本舞香が、2月下旬よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送される賀来賢人主演ドラマ『死にたい夜にかぎって』に出演することが23日、明らかになった。
Webサイト『日刊SPA!』で驚異的なPVを誇る連載エッセイを恋愛エピソードを中心に再構築した爪切男氏の同名小説を実写ドラマ化した本作は、原作者・爪切男本人のまさかの実体験のエピソード。幼くして母に捨てられた男・小野浩史(賀来)が、さまざまな女たちとの出会いを通じ、ときにぶつかり合い、たまに逃げたりしながら、少しずつ笑顔を取り戻していくという、もの悲しくもユーモアあふれる物語だ。
初恋の相手は自転車泥棒、初体験の相手は車椅子の女性。そして浩史が人生で一番愛した女性・アスカは、変態に唾を売って生計を立てていた。そんなどうしようもない男が、人生最愛女性アスカと過ごした6年間を中心に、過激な女性たちに振り回されたろくでもない半生を描く。
このたび、主人公・浩史の人生最愛の彼女、ヒロイン・橋本アスカ役に山本舞香が決定。アスカは音楽系のチャットルームで知り合った浩史と付き合い、同棲を始める。音楽で成功することを目標にするも、夢が実現する兆しはなし。当初は変態に“唾を売って”生活していた。そして、同棲からまもなくして、鬱病や不安障害を患う。
山本は「今回演じるアスカはすごく可愛らしさもあるけど心の病を持っている子です。このような役は初めてなので気合い入ってます! 村尾監督とは9年ぶりにご一緒するので凄く楽しみです。監督はじめ、スタッフの方々もとても良い方ばかりなので楽しく撮影できそうです。しっかりと台本を読み込んで自分なりに役を作り演じていけたらと思っています」と意気込んでいる。
また、編集長を務める浩史の元で働く部下でラッパーの黒田役に戸塚純貴、レブロン役に今井隆文、CRAZY舌役に櫻井健人。そして浩史を振り回す女性陣は、高校で一番かわいい女子生徒・山村役に玉城ティナ、浩史の部下で、浩史に想いを寄せアタックし続ける赤毛のヤリマンラッパー・岡田役に小西桜子、初恋の相手で自転車泥棒の吉野役に中村里帆、浩史の初体験の相手で、出会い系サイトに生きる車椅子のミキ役に安達祐実、高校時代の浩史役に青木柚、数々のアマレスリングで優勝し、浩史を鉄拳制裁で育てる父に光石研が決定した。
あわせてポスタービジュアル&ドラマオリジナルロゴも公開。様々な女性に翻弄され、時にきずつきながらも、世界で一番大事な女性・アスカと出会い前向きに生きる浩史と、自由奔放さをもちながらも浩史と出会うことで生き方を変えようとするアスカとの、日々の様子を切り取ったビジュアルとなっている。
『死にたい夜にかぎって』は、MBSで2月23日スタート(毎週日曜24:50~)、TBSで2月25日スタート(毎週火曜25:28~)。
(C)2020「死にたい夜にかぎって」製作委員会・MBS (C)爪切男/扶桑社