MMD研究所(MMDLabo運営)は1月23日、「2020年1月 スマートフォン決済利用動向調査」の結果を発表した。調査期間は2019年12月26日~2020年1月5日、有効回答は18~69歳の個人4万8,208人。
QRコード決済の「利用経験」、半年で14.5ポイント増
普段の支払い方法を尋ねると、「現金」が91.8%と最も多く、次いで「クレジットカード」が73.2%、「カード型の交通系電子マネー」が31.4%と続いた。2019年7月の調査と比べると、「現金」は1.2ポイント減少したのに対し、「スマホ決済」は15.3ポイント増加した。
QRコード決済の認知率は91.0%。利用状況については、「現在も利用している」が29.3%、「だいだいどんなものかわかるかが、利用していない」が22.8%、「QRコード決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・名前はよく知らない」が20.4%となった。なお、QRコード決済の「利用経験」は前回調査から14.5ポイント増加した。
各QRコード決済の認知度を調べると、1位「PayPay」(80.3%)、2位「楽天ペイ」(63.2%)、3位「LINE Pay」(61.3%)との結果に。スマートフォン非接触決済サービスの認知度は、1位「楽天Edy」(64.0%)、2位「モバイルSuica」(51.7%)、3位「iD」(41.4%)となった。
利用経験があるQRコード決済は、1位「PayPay」(61.0%)、2位「楽天ペイ」(31.7%)、3位「LINE Pay」(28.7%)。利用経験があるスマートフォンの非接触決済は、1位「楽天Edy」(41.3%)、2位「モバイルSuica」(31.0%)、3位「iD」(26.0%)となった。
QRコード決済利用者に最も利用しているサービスをいつから使い始めたか聞くと、「2019年7月~2019年12月」が45.2%でトップ。一方、スマートフォンの非接触決済利用者では、「覚えていない」が40.5%で最多となった。