東京2020組織委員会は、選手入場のエスコートなどを行う「東京2020みんなのエスコートキッズプロジェクト」を実施する。
同プロジェクトは、未来を担う子どもたちにスポーツへの興味関心を持ってもらうことや、すでに競技に取り組んでいる子どもたちに、競技への意欲をより一層高めてもらえるよう、夢の舞台に選手とともに立てる機会として実施するもの。
競技実施時の入場演出で選手と手をつないだり、先頭などに立って誘導したりする「エスコートキッズ」、試合で使われる初球を選手に届ける「ボールデリバリーキッズ」、国旗を持って入場する「フラッグベアラー」などの役割があるという。
エスコートキッズは、同プロジェクトの共催者であるパートナー企業をはじめ、東京1964大会をきっかけに立ち上がったスポーツ少年団や競技会場所在自治体・東日本大震災被災3県を通じて参加者を集める。参加した子どもたちには、エスコートなどを行った前後の試合の観戦や、エスコートキッズオリジナルユニフォームを提供する。
実施対象競技は11競技(オリンピック/サッカー、ラグビー、テニス、ウエイトリフティング、ホッケー、近代五種、ハンドボール、トライアスロン、野球・ソフトボール、パラリンピック/ゴールボール、5人制サッカー)。約3,000人の参加を予定している。
募集主体は、共催パートナー(P&G、アサヒビール、アシックス、三井不動産、明治)、日本スポーツ協会日本スポーツ少年団、対象競技の競技会場所在自治体および東日本大震災被災3県(東京都・札幌市・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・埼玉県・千葉県・横浜市)。
募集・選定期間は募集主体によって異なる。応募資格は、大会時に小学生であること。ただし、ハンドボール(フラッグベアラー)は、高校生が対象。募集主体によっては、公募ではなく推薦などの方法で参加者を決定する場合もあるという。
応募方法は、募集主体によって異なる。詳細は各募集主体の募集要項などを確認とのこと。