パッションは1月22日、年収1,000万円以上の既婚男性を対象とした「高収入男性・夫婦のお財布事情に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2020年1月11~14日、有効回答は1,109人。

5割弱がお小遣い制

  • 左:夫婦のどちらが財布を握っていますか?(主な家計の管理はどちらがしていますか?)右:お小遣い制ですか?

夫婦のどちらが財布を握っているか(主な家計の管理はどちらがしているか)尋ねたところ、「自分」が43.0%、「妻」が40.0%と、ほぼ同じ割合に。お小遣い制かとの問いには、「いいえ」が51.7%、「はい」が48.3%と、こちらも二つに分かれる結果となった。

結婚前にお金に関することは話し合ったか聞くと、「ある程度話し合った」が最も多く36.5%。次いで「あまり話し合わなかった」が29.9%、「しっかり話し合った」が17.8%、「全く話し合わなかった」が15.8%と続いた。話し合った内容については、「貯金額を具体的に決めた。昇給したとしても、給料の何割は貯金する、など」(30代/三重県) 、「生涯収入と人生設計について」(40代/埼玉県)、「自分に収入が無いことで卑屈になる必要は全くないこと」(50代/東京都)などが寄せられた。

結婚前に話し合ったことを現在も実践しているか質問すると、「ある程度実践している」が39.9%、「実践している」が33.8%と、計73.7%が「実践している」と回答。一方、「若干変わった」は15.1%、「まるっきり変わった」は6.8%となった。

お金について、結婚前の理想と結婚後の現実は違うか尋ねると、「現実は厳しい」が52.2%を占め、「理想通り」の45.3%を上回った。具体的には、「思ったようには収入が増えないこと」(40代/福岡県)、「価値観が違うためもめることがある」(50代/東京都)といった声が寄せられた。