エン・ジャパンはこのほど、「転職先の人間関係」に関する調査結果を明らかにした。同調査は2019年11月26日~12月25日、総合転職支援サービス「エン転職」のユーザー11,028名を対象にインターネットで実施したもの。
転職をする際、新しい職場での人間関係に不安はあるか尋ねたところ、88%が「ある」と回答した。誰との人間関係に不安を感じるか聞くと、トップ3は「直属の上司」(79%)、「先輩」(72%)、「同僚」(69%)だった。年代別に見ると、20代は他の年代に比べ、「直属の上司」(84%)、「先輩」(80%)の割合が高かった。
転職をする際、事前に転職先の人間関係を確認するか聞くと、43%が「確認する」と回答した。年代別にみると、20代は他の年代に比べ、「確認する」という回答が多く、半数を超えている。
転職をする際、事前に転職先の人間関係を確認すると回答した人に具体的な確認方法について尋ねたところ、「クチコミから読みとる」(62%)が最も多く、「面接時の職場見学」(56%)、「求人情報から読みとる」(41%)が続いた。
人間関係づくりで気をつけていることについて聞くと、最も多い回答は「相手の価値観を理解する」(56%)だった。2位は「相手の置かれている状況を考える」(54%)、3位は「仕事以外のコミュニケーションを増やす」(48%)となっている。