エミライは、FiiO Electronics製のBluetoothヘッドホンアンプ「BTR5」を1月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は税別14,000円前後を見込む。

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    FiiO「BTR5」

Bluetooth 5.0に準拠したBluetoothレシーバーで、PCなどと有線接続してUSB DACとしても利用できる。ヘッドホン出力は3.5mmステレオミニのシングルエンドと2.5mmバランスを各1基搭載。大きさは72×32×11.1mm(縦×横×厚さ)、重さは43.7gとコンパクトで、同梱ケースの背面クリップで衣服などに留められる。「ポタフェス2019 冬」などで参考出展されており、今回発売日と価格が正式に決まった。

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    ポタフェス2019 冬で展示されていたBTR5

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    スマートフォンやイヤホンと組み合わせた利用イメージ(スマホやイヤホンは付属しない)

Bluetoothレシーバーにクアルコム「CSR8675」を採用し、高い接続安定性を実現。コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX Low Latency、LDACといった主要高音質ワイヤレスオーディオコーデックをサポートし、有機ELディスプレイ(0.49型/64×32ドット)で使用中のコーデックをはじめとする各種ステータスを確認できる。

ESS Technology製のDAC+アンプ統合型チップ「ES9812P」を2基、左右独立構成で搭載し、低ノイズ・低歪と高出力を両立。FPGA搭載で、正確な音声信号処理と高精度なクロックマネージメントを実現している。また、独立した2基の水晶発振器により、低ジッター化を徹底した。

USB DAC機能では、XMOS製USBコントローラーICを搭載。384kHz/32bitまでのPCMのほか、DSD 11.2MHzまでのDSDネイティブ再生も可能。インタフェースはUSB Type-C。

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    BTR5の回路構成イメージ

NFCペアリングに対応。また、2つの内蔵マイクとcVc 8.0ノイズキャンセル機能を備えており、ハンズフリー通話にも対応する。容量550mAhのバッテリーを内蔵し、連続再生時間は9時間。充電時間は1.5時間。

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    BTR5側面の操作ボタン