パーソルキャリアは1月20日、「平均年収ランキング2019」を発表した。調査は2018年9月~2019年8月末までの間に、dodaエージェントサービスに登録した20~65歳のホワイトカラー系職種の男女約40万人の正社員を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。業種別の平均年収ランキングをみると、1位「投信/投資顧問」(648万円)、2位「医薬品メーカー」(600万円)、3位「たばこ」(591万円)、4位「財務/会計アドバイザリー」(569万円)、5位「トイレタリー」(556万円)、6位「総合電機メーカー」(529万円)、7位「医療機器メーカー」(527万円)、8位「診断薬/臨床検査機器/臨床検査試薬メーカー」(519万円)、9位「証券会社」(517万円)、10位「家電/モバイル/ネットワーク機器/プリンタメーカー」(516万円)だった。
そして、50位までのボトム3をみると、50位「設備関連/プラント」(416万円)、49位「生命保険」(416万円)、「自動車ディーラー」(416万円)となる。
トップ3は昨年と同様で、4位以降も上位に大きな変動はないが、「投信/投資顧問」(839万円→648万円)、「診断薬/臨床検査機器/臨床検査試薬メーカー」(570万円→519万円)、「信託銀行」(561万円→509万円)の平均年収の減少が目立つという。
また、年代別の平均年収をみると、「20代男性」(368.9万円)、「20代女性」(318.6万円)、「20代全体」(345.3万円)、「30代男性」(480.6万円)、「30代女性」(375.3万円)、「30代全体」(441.7万円)となった。
そして、「40代男性」(567.0万円)、「40代女性」(400.6万円)、「40代全体」(507.3万円)、「50代以上男性」(670.9万円)、「50代以上女性」(428.5万円)、「50代以上全体」(622.0万円)となっている。
すべての年代で平均年収が下がった一方で、20代の男性のみ昨年から平均年収が増額。20代の平均年収が300万円台、30代が400万円台、40代が500万円台、50代以上が600万円台と年齢が上がるにつれて平均年収も増加しているが、昨年に比べて上昇幅は縮小したという。