ブックオフは1月20日、使用済みのPCや周辺機器を含む、小型家電の引き取りサービスを関東23店舗で開始した。運営するブックオフコーポレーションが「小型家電リサイクル法」の認定業者、リバーホールディングスと提携して行う取り組み。リユース店舗チェーンとしては初の試みとなる。

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    ブックオフが使用済小型家電の引き取りサービスを開始

サービス対象店舗に持ち込まれた小型家電は、ブックオフの「買取サービス」で査定にかけられる。査定の結果、値段が付かない場合や、リユース不能なものについては「引き取りサービス」を提案するという流れ。

引き取りサービスでは、PCやデジカメなど「資源性から特にリサイクルすべき」と国が指定する品目については無料で引き取る。それ以外の電子レンジや空気清浄機、プリンター、炊飯ジャーなどについては「自治体の粗大ゴミ料金より安価な料金体系で引き取る」としており、「(不要な家電に)値段が付かなくても安価な料金で処分でき、安心して持ち込めるメリットがある」とアピールしている。

引き取った小型家電は、リバーホールディングスが解体、粉砕、選別して有用資源を取り出す。

当初は関東23店舗で引き取りサービスを展開し、今後は山梨県や中京地区でもサービス開始する予定。対象店舗など、詳細は同社Webサイトを参照のこと。

なお、小型家電リサイクル法は従来、廃棄物として処分されていた小型家電から有用な資源をリサイクルするため、2013年4月に成立した法律。2020年東京オリンピックで使用されるメダルは、この取り組みを通じて回収された金、銀、銅が使用される。

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