俳優のダニエル・ラドクリフが、ニューヨークでホームレスだと間違われたそうだ。寒空の下、恋人エリン・ダークと共に飼い犬の散歩に出ていたダニエルだったが、ヒゲ面で何枚も重ね着した姿だったためホームレスだと思われ、見知らぬ人からお金を手渡されたのだという。

  • ダニエル・ラドクリフ(C)BANG Media International

英トーク番組『グレアム・ノートン・ショー』に出演した際、街中で気づかれるかと聞かれたダニエルは「とてもおかしな経験があるんだ」と話し出し、「最近ニューヨークで恋人と一緒にいたんだけど、彼女が店に入っている間、僕は飼い犬と一緒に外で待っていた。とても寒い日で、パーカーにフリース、その上にダボっとしたコートを着ていた。すごく寒かったから、犬を温めてあげようとひざまずいていたら、ある男が僕のことを見て、それから通り過ぎていったんだ。でもその人が戻って来て、僕に5ドル(約550円)を手渡して、『これでコーヒーでも買ってくれ』って言ったんだよ」とエピソードを披露。「もっと頻繁にヒゲをそらなきゃいけないね!」と話した。

そんなダニエルは舞台『エンドゲーム』に出演予定だが、舞台に出演することでより良い俳優になっていると考えているそうだ。「より良くしてくれていると思う。大変だけど、自分は必ずしも編集者やプロデューサー達の製品ではないことが分かって自信につながるよ。自己流にできて、映画の外でも存在できるっていう自信にね。それに楽しいものだよ。映画の撮影も好きだけど、舞台では生の反応を得られるからね」と語った。

(C)BANG Media International