JR貨物は、東京貨物ターミナル駅構内で建設中のマルチテナント型物流施設「東京レールゲートWEST」を2月25日に竣工する。
「東京レールゲートWEST」は、陸・海・空の結節点にある東京貨物ターミナル駅の立地を生かした物流施設で、賃貸契約を結んだ運送会社などが物流の拠点として利用できる。貨物駅構内にあるため、運送会社は自社の倉庫や配送センターなどから貨物駅に荷物を運ぶ必要がなくなり、集荷配達コストを削減できるメリットがある。
鉄骨造り地上7階建てで、賃貸床面積は4万3,291平方メートル。すでに鴻池運輸や日本運輸倉庫などが賃貸予約契約を結んでいるという。2月下旬に内覧会、3月上旬に竣工式をそれぞれ行う。
東京貨物ターミナル駅構内では、マルチテナント型物流施設の2弾として「東京レールゲートWEST」より大型の「東京レールゲートEAST」の整備計画も進んでおり、2022年8月の竣工を予定している。