静岡鉄道はA3000形の第7・8号目車両「Pretty Pink(プリテイピンク)」「Fresh Green(フレッシュグリーン)」を1月25日までに長沼車庫へ搬入する。1月26日には、全7色がそろった「静岡レインボートレインズ」のお披露目イベントが開催される。

  • 静岡鉄道A3000形の第7号目車両「Pretty Pink」、第8号目車両「Fresh Green」外観イメージ

A3000形は静岡鉄道の約40年ぶりとなる新型車両として、2016年3月から導入開始。8年間で全12編成(2両1編成)を導入する計画で、うち7編成は静岡が誇る「いちばん」をモチーフにした7色のカラーリングを施すと発表されていた。7色中5色(5編成)はすでに導入済み。今回の2編成の導入により、全7色のラインナップが完成する。

第7号目車両「Pretty Pink」は、国内において静岡県でしか水揚げされないという名産の「桜エビ」をイメージしたカラーリングで、カラーイメージは「かわいい」と「 ロマンティック」。水揚げ後、天日干しされる際の一面ピンク色に染まった河川敷と富士山の眺めが季節の風物詩として親しまれているという。

第8号目車両「Fresh Green」は、産出額日本一を誇る静岡の特産品「わさび」をイメージしたカラーリングで、カラーイメージは「新しさ」と「優しさ」。わさびの栽培はいまから約400年前に静岡で始まったとされる。

1月26日のお披露目イベントは長沼車庫で10~12時に開催。「静岡レインボートレインズ」の7編成を並べて公開するほか、第7・8号目車両の運行開始日と1000形の引退車両の発表、グッズ販売を行う。