若桜鉄道の観光列車第3弾となる「若桜号」が3月7日から運行開始する。これに先立ち、3月6日に「若桜号」の試乗会と内覧会も開催される。
「若桜号」は「昭和」「八頭号」に続く観光列車の3次車両として、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインした。車体外観は年間を通じて自然・気候・風土と調和する色として上品なブリティッシュグリーンを採用。インテリアは「昭和」「八頭号」の意匠を踏襲し、木のぬくもりを感じさせるオリジナルデザインに仕上げたという。
試乗会は3月6日に郡家~若桜間で実施。1回目(コース1)は若桜駅9時30分発・郡家駅10時0分着、2回目(コース2)は郡家駅10時45分発・若桜駅11時15分着。参加費はかからない。参加希望者は往復はがきに必要事項を記入し、1月31日までに応募する(消印有効)。応募者多数の場合は抽選となり、2月中旬頃に抽選結果を通知する。応募方法の詳細は鳥取県八頭町「若桜鉄道運行対策室」のページで確認できる。
試乗会の終了後、若桜駅で11時30分から16時まで「若桜号」の車両内覧会を行う。申込みは不要で、誰でも無料で見学できる。