インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月17日、個人向けモバイルサービス「IIJmio」のサービスを拡充を発表。ひとつのプランで複数枚のSIMカードを契約している場合に、任意のSIMを別のプランに移動させることが可能になった。サービス開始は1月20日から。
IIJではSIMカード発行手数料を支払うことで、1つのプランを複数のSIMで運用できる。今回提供を開始する「プランをわける機能」は、1つのプランで複数のSIMを使っている場合に、そのうちの1枚のみを独立させ、新プランへ移行できるものだ。
例えば、12GBのデータ容量をシェアできるファミリーシェアプランを、3枚のSIMで運用している場合、1枚のみを容量3GBのミニマムスタートプランへ移行させ、残り2枚はファミリーシェアプランのまま利用する、といった運用が可能になる。これまでは、1回線だけミニマムスタートプランに変更したい場合は、その回線だけを解約して新プランを契約しなおす必要があった。
契約手数料は2,000円 / 1回。対象サービスはミニマムスタートプラン / ライトスタートプラン / ファミリーシェアプランで、わける先のプランはケータイプランも選択可能。
プランの変更はWebサイト(会員専用ページ)から行えるが、いくつか制約もある。利用開始日~翌月末日までの最低利用期間および、毎月1日~10日は手続きを行えない。また、一度の申し込みで作成できるプランは1つまでとなり、元のプランには最低1枚のSIMを残す必要がある。このほか、SIMカードごとに付帯するオプションをわける先のプランで使うには、改めて申し込まなければいけない。