じぶん銀行 は1月15日、「資産運用」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2019年12月17日~20日、20代~40代の働く男女500名を対象にwebで行われた。

  • 2020年の1年間および2030年までの目標とする貯蓄額

    2020年の1年間および2030年までの目標とする貯蓄額

2020年の1年間で目標とする貯蓄額を聞いたところ、「100万円以上200万円未満」(26.6%)、「50万円以上100万円未満」(24.2%)、「10万円以上50万円未満」(16.8%)が上位に。

また、10年後の2030年までの目標貯蓄額についても質問したところ、「1,000万円以上3,000万円未満」(25.0%)が最も多く、次いで「300万円以上500万円未満」(16.4%)、「700万円以上1,000万円未満」(15.4%)と続き、貯蓄の理由としては「老後資金」と回答した人が多かった。

さらに、現時点での貯蓄額を教えてもらったところ、1位「貯蓄ゼロ」(17.4%)、2位「10万円以上50万円未満」(14.4%)という結果に。「老後のためにこのくらい貯めたい・必要だ」という認識を持っている人が多い一方で、現時点では貯蓄出来ていない人が少なくないことがわかった。

  • 資産運用を行っていますか?/運用中の商品

    資産運用を行っていますか?/運用中の商品

次に、「資産運用を行っていますか?」と尋ねたところ、37.6%が資産運用をしていることが判明。運用中の商品については、「株式」(55.3%)」が最も多く、次いで「投資信託」(47.9%)、「定期預金」(39.4%)と続いた。

一方、現時点で資産運用を行っていない人(62.4%)に対し、資産運用に興味があるかどうかを質問したところ、約半数の人が「興味がある」(48.4%)と回答。興味を持ちながらも手を出せていない理由を探るべく、資産運用のイメージを質問したところ、「リスクがある」(68.9%)、「知識がないと失敗する」(68.3%)、「難しい」(33.3%)など、ネガティブな印象に多くの票が集まった。

「2020年に始めたい資産運用商品」については、「株式」(36.0%)が最も高い割合を占め、次点の「定期預金」(25.4%)に10ポイント以上の差をつける結果に。次いで「NISA」(20.2%)、「投資信託」(16.6%)、「iDeco・確定拠出年金」(16.4%)と続いた。