モデルで女優の筧美和子が、2月8日からスタートするテレビ朝日のドラマ『鈍色の箱の中で』(毎週土曜 27:00~)に出演することが17日、明らかになった。

  • 筧美和子 -テレビ朝日提供

筧は、男子高校生の辻内基秋(萩原利久)が憧れる“バイオリンのお姉さん”河野綾芽を演じる。

綾芽は音楽大学を卒業後、趣味でバイオリンの演奏を続けていて、マンションの集会室で練習をしている時に、幼少期の基秋と出会う。母親を亡くし、悲しみにくれていた基秋は、憧れなのか恋なのか分からない思いを胸に秘めながら、育っていくことに。

一方、綾芽は結婚を機にマンションを出ていくが、なぜか再びマンションに戻ってくる。綾芽のことが忘れられずに高校生になった基秋と、幼少期から変わらず基秋に思いを寄せる女子高校生・桜井美羽(久保田紗友)。綾芽がマンションに戻ってきたことをきっかけに、3人の関係は思いもよらない方向へと進展する。

筧自身、これほどまでに年下のキャストが多いドラマや映画の現場は初めて。高鳥あおい(岡本夏美)から「ババア」呼ばわりされてしまう設定にはビックリしたそうだが、「新しい挑戦」と前向きに捉えてその立ち位置を楽しんだという。

また、バイオリンをこれまで一度も弾いたことがなかった筧は、撮影前の短期間に指導者から何度もレッスンを受け、構え方、弓の弾き方を猛特訓。撮影では実際に音色を奏でられるまでに至った。

情報解禁に先がけて16日には、筧本人のインスタグラムアカウントで、筧が演じる綾芽のキス動画が投稿されている。

筧のコメントは以下の通り。

筧美和子
高校生のラブストーリーと聞いていたので、「自分は何役なんだろう??」と思っていたら、年上の“お姉さん”役で、もはや“ババア”呼ばわりされていたのでびっくりしました(笑)。年下の方が多い現場も初めてなので、こういう立ち位置で演じられることは私にとって新しい挑戦でした。今まで年下を誘惑する役は演じたことがなかったので、かなりドキドキして…。でも台本だけではわからない部分は、萩原さんが想像以上にリードしてくれたので、相手が萩原さんでよかったです。

バイオリンは初挑戦だったので、苦戦しましたね(笑)。もちろん完璧にはならなかったけど、必死にやれば少しはできるようになるんだ、と思いました。いろんな出来事が重なって、綾芽という役柄が完成していると感じたので、話を重ねるごとにその変化を出せるよう意識して演じました。

このドラマには、親には見せられないような、でもリアルな恋愛模様が描かれています。綾芽と一緒にチラッと覗き見してください!!