東京2020組織委員会はこのほど、パラリンピアンの田口亜希氏ら東京2020聖火リレー公式アンバサダーが、東京2020オリンピック聖火ランナーとして走ることを発表した。
このほど聖火ランナーとして決定したのは、アテネ2004大会・北京2008大会・ロンドン2012大会に、射撃選手として3大会連続出場したパラリンピアンの田口亜希氏、女優の石原さとみ氏、お笑いタレントのサンドウィッチマン(伊達みきお氏、富澤たけし氏)。
田口氏は、2020年4月15日に大阪府内を走る。「私は大阪で生まれ育ちました。ぜひ大阪の街を聖火ランナーとして走り、大阪の皆さんと一緒に東京2020オリンピックを盛り上げ、みんなの希望が託された聖火を私もつないでいきたいと思います」とコメントしている。
石原氏は2020年5月8日に長崎県内を走る。「長崎は、私の人生の目標が定まった場所。被爆の記憶を残す長崎での聖火リレーは、心から平和を願う世界の人を繋げられると思います。核廃絶・反戦を願う多くの思いを胸に走りたいと思います!」と意気込みを語っている。
サンドウィッチマンが走るのは、2020年6月20日。伊達氏・富澤氏は、宮城県内をそれぞれ別の場所で走るという。伊達氏は「僕らが育った、地元・宮城県。まだまだ完全復興とは言えない状況ですが、皆さまのお陰でここまで立ち直りましたという現状と、現在も被災地のことを気にしてくださる皆さまへの感謝を伝える役割ができれば嬉しい」とコメントした。