漫画家・竹内絢香さん(@ayakatakeuchi56)がツイッターに投稿した体験談「暴言を吐く人について気付いたこと」。汚い言葉で作品を罵倒してくる編集者に、思い切ってその詳細を聞いてみたところ……? 思わぬ返答をされてしまったんだとか。ぜひ画像をタップして大きな画像でご覧ください。

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竹内さんが、漫画家としてデビューしたときの最初の編集担当者は、「ゴミ」「バカ」と平気で暴言を吐いてくる人でした。電話を見るだけでも身体がこわばってしまうほどに辛い思いをしていた竹内さんでしたが、漫画を良くしたいという思いから、「もう少し具体的に教えて頂けませんか?」勇気を振り絞ってより詳細なアドバイスを求めてみたんだそうです。

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すると、驚きの返答が……。「具体的とか言われても アタシそーゆーのは出来ないのよね」。

これによって、竹内さんは気づいたのです。「この人は、『汚い言葉』と『鋭い指摘』を混同している」……。

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この出来事以降、竹内さんは編集者の暴言を「気にするだけ無駄な内容」と判断。受け流すことで、なんとかやり過ごすことができたんだそうです。

竹内さんの体験は、“漫画家”と“編集者”という関係での出来事でしたが、きっと同じような状況にいる皆さんも多いのではないでしょうか。強く責められると、自分が悪いと思ってしまいがちです。しかし一方で、「優しい言葉を選んでも、きちんと主張はできるはず」。その暴言の裏側にあるものを見定めて、自分の心を守っていきたいですね。

竹内さんにお話を聞いたところ、「同じような経験で悩んでいる方は、どうか自分を責めないでほしいです。相手を変えようとするのはかなり時間と体力が必要な難しいことだと思うので、逃げたりやり過ごしたりして、少しでも楽に過ごしてほしいです」とコメントをいただきました。

リプライには、「やはりきちんとした指示指導が出来ない人は害悪にしかなりませんね」「やたらマウントを取りたがる人も、対等の立ち位置では自分を守れないから安心位置を保持するためそうしてると思います」と共感の声が多く寄せられていました。