Yostarからリリース中のiOS/Android用アプリ『アークナイツ』のプレスカンファレンスが、1月8日に渋谷のシダックスカルチャーホールにて開催。Yostar Picturesの取締役を務める、稲垣亮祐さんと斉藤健吾さん、同タイトルに登場するキャラクター・アーミアのCVを担当する黒沢ともよ、Yostarから横山俊輔さんが登壇した。。

  • 『アークナイツ』プレスカンファレンス

この日のプレスカンファレンスでは、『アークナイツ』のPV第1弾が初公開された。作画や演出を担当した斉藤さんは「キャラクターの顔を描くのが好きなので、アーミアの顔を可愛く描こうと心がけていました」とこだわりのポイントを紹介。これに黒沢は「CMとかPVの収録をさせていただいた時に、こんなに体が動く子なんだとか、目がこんなにキラキラしているんだと感動しました」と感想を口にした。

斎藤さんは「目の中の光の表現はこだわりました」と明かすと、プロデューサーを務めた稲垣さんからも「(目は)後から描きましたもんね。本当はなかったんですけど最後に目に吸い込まれていくような、そこに映る何かということで、ストーリーボードディレクターの方から提案があって、最初から描いてよって(笑)」と制作過程を説明した。

また、通常のアニメとは製作過程の順序が変わっているということで、斎藤さんは「絵コンテがなかったんですよ。ストーリーボードをVコンテとして作って、映像を作ってしまおうと」と解説。稲垣さんは「海外の映画だとあったりするんですけど、最初に漫画みたいなものを描くんですね。それを元に撮影しました。アニメって最終工程にならないと色が想像できなかったりするんですけど、最初の内にカラーが入ると作画の人たちは分かりやすかったりする」と補足した。

特にアーミアの顔を良く描けたというワンシーンがあるということで、斎藤さんは「アーミア自体は、表情を表に出すキャラではないなと感じていたので、その中でもちょっと表情を出せるように気をつけました」と話し、続けて「あとは顔アップのところはかわいく描こうと思って、特にイフリータはかわいく描けましたね」と胸を張った。

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