イー・ラーニング研究所は1月16日、「年末年始の子どもの習い事アンケート」の結果を発表した。調査期間は2019年12月3日~2020年1月9日、調査対象は子どものいる20~50代の親で、有効回答は179人。
子どもになってもらいたい職業、1位「経営者」
将来子どもになってもらいたい職業は何か聞くと、1位「経営者」(60人)、2位「プログラマー(SE)・ゲームクリエイター」(39人)、3位「アーティスト」(26人人)、4位「学社・研究者」(18人)、5位「スポーツ選手」(14人)との結果に。昨年に続いて「経営者」の人気が高く、同調査では「AIが台頭し、企業にとってIT人材確保が急務になっている一方で、ITに取って替えられない人材が求められる中で、世の中をリードしていく職業を目指してほしいと感じていることが分かる」と分析している。
2019年、保護者間で話題になった習い事はあるかとの問いには、57%が「はい」と回答。具体的には、「プログラミング教室」(55人)が最も多く、僅差で「英会話スクール」(53人)が続いた。以下、「スポーツ系」(33人)、「学習塾」(29人)と続いたほか、「ユーチューバー・Vチューバ―」(10人)を挙げる親もいた。
2020年、新しい習い事をさせたいか(させる予定はあるか)尋ねると、「はい」が59%を占めた。子どもにさせたい習い事としては、「英会話スクール」(63人)と「プログラミング教室」(62人)の2つが圧倒的に多かった。
また、なぜその習い事をさせたいのか(させる予定なのか)質問したところ、「将来のためになると思ったから」(83人)が最多、次いで「2020年の教育改正に向けて」(39人)となり、約8割が将来を考え、子どもに役立つ学びや習い事を検討していることがわかった。