NECは1月21日から順次、ビジネス向け・教育向けとなるノートPC「VersaPro」とデスクトップPC「Mate」の新モデルの出荷を開始。オフィス内モバイルやテレワークを想定した新デザインのノートPCも投入する。
全体では17タイプ57モデルをそろえ、OSにはWindows 10 バーション1909(2019 November Update)を採用。また、システム更新評価を考慮して、Windows 10 バージョン1809向けのドライバも提供する。一部のモデルでは、OSに「Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC」も選べる。
VersaPro タイプVM
VersaPro タイプVMは、フリーアドレスを導入している企業など、オフィス内での持ち運びやすさを重視した14型ノートPC。Web会議の音声を聞き取りやすくするため、内蔵スピーカーからの音声出力をチューニングした「Webミーティング機能」を搭載している。
14型の液晶ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)のノングレアタイプで、本体サイズはW326.8×D226×H19.4mm、重さは約1.48kg、バッテリー駆動時間は約8.7~10.1時間だ。価格は206,500円(税別)からとなっている。
最小構成時のおもな仕様は、CPUがIntel Core i3-8145U(2.10GHz)、メモリがPC4-19200 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Pro 64bit版。光学ドライブは持たない。
インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 5.0(BTOメニュー)、USB 3.0×2、USB 3.1 Type-C×1、HDMI×1、ヘッドホン出力・マイク入力コンボ端子、SD/SDHC/SDXCスロットなど。
VersaPro UltraLite タイプVC
VersaPro UltraLite タイプVCは、テレワークなどオフィス外での利用も想定した12.5型モバイルノートPC。上記のVersaPro タイプVMと同じWebミーティング機能のほか、静音設計のキーボードを採用している。
12.5型のIPS液晶ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)のノングレアタイプで、本体サイズはW289×D192×H18mm、重さは約947g、バッテリー駆動時間は約8.3~15.1時間。価格は212,000円(税別)から。
最小構成時のおもな仕様は、CPUがIntel Celeron 3965Y(1.50GHz)、メモリが4GB(オンボード固定)、ストレージが128GB SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 615(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Pro 64bit版。光学ドライブは持たない。
インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 5.0(BTOメニュー)、USB 3.0×2(うち1基はパワーオフUSB充電機能あり)、USB Type-C×1(USB PD対応)、HDMI×1、ヘッドホン出力・マイク入力コンボ端子、SD/SDHC/SDXCスロットなど。