ドゥ・ハウスは1月14日、「増税」に関する調査結果を発表した。調査は2019年11月14日~28日、20代~60代の男女を対象にWEBアンケートにて実施し、8,021名の有効回答を得た。

10月から始まった増税とキャッシュレスポイント還元事業について感じることを聞いたところ、「何も感じない」(55.0%)が最も多く、次いで「お得な気分」(32.6%)、「損した気分」(10.1%)と続いた。

また、「その他」(2.3%)と回答した人からは、「お得な気もするが、長い目で見るとそこまで得してはいないと思う」「どれが使えるか使えないか考えるのが面倒な割に還元率が少ないのでお得感はあまりない」「還元しているお店が少なすぎる」といった声が寄せられた。

  • 増税後の普段の買い物の支払いの変化

    増税後の普段の買い物の支払いの変化

続いて、増税後の普段の買い物の支払いの変化について尋ねたところ、「キャッシュレス決済の頻度は、ポイント還元前よりも変わらない」(31.5%)が最も高く、次点の「キャッシュレス決済の頻度は、ポイント還元前よりも増えた」(31.1%)とは0.4ポイント差という結果に。

また、キャッシュレス決済を利用している人にキャッシュレスポイント還元事業の活用度合いについて尋ねると、活用している人は62.2%(「積極的に活用している」+「活用している」)、活用していない人は13.1%(「あまり活用していない」+「活用していない」)となり、その差は約49ポイントとなった。

最後に、現在キャッシュレス決済を利用していない人に、利用しない理由を聞いたところ、「セキュリティが不安」、「仕組み・使い方が分からない」、「現金がいい」が上位に。そのほか、「セキュリティが甘そうで個人情報流出が怖い」「使い方がわからないから。レジでもたつきたくないから」「現金払いでないと手持ちのお金がいくら減ったかわかりにくいから」「アプリ利用や口座設定が煩雑、電子マネーの種類が多すぎる」といった意見も散見された。