ローランドは、電子ドラムキット「Vドラム」に、自宅にも設置しやすいサイズの新モデル「TD-27KV」を追加。1月25日より販売を開始する。税込みの市場想定価格は341,000円前後。米国アナハイムで開催される楽器見本市「The 2020 NAMM Show」でも展示される。
今回発売となるTD-27KVは、フラッグシップモデル「TD-50シリーズ」で導入されたサウンドモデリング技術を搭載。ドラムを構成するパーツごとの発音原理や、相互作用を仮想的に合成し、さらに、最新技術「PureAcoustic Ambience Technology」により、演奏者の位置で聞こえる自然な音場を再現するなど、リアルなサウンドで演奏できる。
スネアとライドシンバルはTD-50シリーズと同じもので、自然な演奏感と高い演奏表現力を実現。本モデルは豊かな表現力と高品位のサウンドを備えながら、コンパクトなスペースに設置できるサイズをその特徴とする。
さらに、リズム感覚を磨く基礎練習機能を搭載。Bluetoothも装備し、スマートフォンとワイヤレス接続して、お気に入りの曲やレッスン動画に合わせて演奏することもできる。
キット構成はサウンドモジュール、スネア、タム×3、ハイハット、クラッシュ1と2、ライド、キック、ドラムスタンドで、キックペダル、スネアスタンド、ハイハットスタンド、椅子およびSDカードは別売となる。
必要占有面積はW1,500×H1,200×D1,200mm、質量は32.0kg。前述のキット以外に、音源用マウント、ACアダプター、専用接続ケーブル、クラッシュ2用接続ケーブル、ドラム・キー、セットアップガイドなどが付属する。