アイ・オー・データ機器は1月15日、20.7型のゲーミング液晶ディスプレイ「ギガクリライト」(LCD-GL211XB)を発表した。表示の遅延を抑え、応答速度を速めることで、PlayStation 4などの家庭用ゲーム機やパソコンでの使用に向く製品に仕上げた。価格はオープンで、直販価格は15,950円(税込)。1月末より発売する。

  • 20.7型のゲーミング液晶ディスプレイ「ギガクリライト」(LCD-GL211XB)

オーバードライブ機能を搭載しており、応答速度は最速で0.8msと高速。動きの速いシーンの残像感を低減し、アクションゲームなどでもクッキリした映像を表示する。内部フレーム遅延時間も約0.03フレーム(約0.45ミリ秒)と短く、表示と操作のズレを限りなく少なくしている。設定の遅延時間は画面に表示して確認できる。

解像度は1,920×1,080ドットで、液晶パネルはTN方式を採用。非光沢(ノングレア)パネルなので、画面への映り込みも少ない。画面モードはゲームの種類に合わせて、Game / FPS / RPG / Web / Standardの5種類を用意する。

高画質機能は、暗いシーンをより鮮明に表示する「Night Clear Vision」、映像にメリハリを付けて鮮やかにする「エンハンストカラー」、低解像度の映像をくっきり表示する「超解像技術」、映像を自動判別して最適な明るさにする「CREX」などを搭載。

主な仕様は、視野角が上下160度 / 左右170度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比は1,000:1(CREXレベル2設定時8,500:1)、応答速度が5ms(オーバードライブレベル2設定時0.8ms、GTG)。

映像入力インタフェースは、HDMI×1、D-sub×1。スタンドのチルト角度は上20度 / 下5度。VESAマウント100mmに対応し、1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵する。本体サイズは約W490×D178×H351mm、重さは3kg(スタンドあり)。

  • 端子類は背面に用意する