お笑いコンビのミルクボーイら『M-1グランプリ2019』決勝進出の6組が、カンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『おかべろ』(カンテレ11日14:27~、フジ14日24:25~)に登場する。
優勝して以来、多忙な毎日を送るミルクボーイは「これは夢やと思ってます」といまだに実感がわかないという。一夜にして人生が変わった彼らだが、「これからどうしていけばいいですか…」と先輩芸人の岡村隆史や石田明に真剣相談。岡村に「どうなりたいの?『冠番組をやりたい!』とか希望はないの?」と尋ねられると、「僕らは今までほとんどテレビに出たことがないので、赤ちゃんみたいな状態なんです。誰かが親となって育ててほしいんです。岡村さん!保護者になってもらえませんか!?」とまさかの依頼が飛び出す。
実は岡村は「もしかしたらインディアンスが優勝するかも…」と予想していたというが、結果は9位。田渕が「極度の緊張で頭が真っ白になって、ネタを飛ばしてしまったんです」と告白すると、相方のきむも「放送事故になるかもしれない、漫才が終わったら謝らなきゃいけないかもしれない、と初めて思いました」と当時の緊迫感を振り返る。
すると、石田が「インディアンスはM-1特有の“あること”に向いてないタイプなんですよ」と、その原因を独自分析。その解説に、スタジオ一同「確かに!」と納得し、すゑひろがりずは「僕たちもそれをすごく意識していました」と事前に対策を練っていたことを明かす。
斬新なツッコミで話題を呼んだぺこぱは「上沼恵美子さんには嫌われるかもしれないと思っていたんです」というが、結果的には上沼から96点、合計654点を獲得し、和牛を抜いて最終決戦へ。一躍、注目を集めることになった2人だが、岡村とは2019年の正月番組で共演。松陰寺は、その番組収録の際にトイレで岡村に言われた“ある一言”で「自分が変わろうと思えた」と、岡村にずっと感謝を伝えたかったという。
さらに、かまいたちは、濱家が決勝の2日前に声が出なくなり、直前の打ち合わせができなかったという。とにかく最終決戦に残るために、急きょ予定していたネタを変更したという秘話も。
収録後、ミルクボーイの内海は「久しぶりに決勝進出メンバーといろいろ話せて楽しかったですね。普段は僕たち1組で出て、トークがうまくできずにスベることも多いので」とコメント。駒場は「岡村さんのアドバイスがうれしかったです。岡村さんだけでなく、日本国民全員で育ててもらいたいと思ってます」と話し、「今年はオリンピックがありますので、僕たちがこれまで積み重ねてきた経験を生かしてスタジアムで前説ができたらうれしいです」と抱負を語った。