ダンス＆ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が9日、東京都足立区の善立寺で行われたTBS系ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(1月17日スタート、毎週金曜22:00～)の試写会＆制作発表に、主演の伊藤英明をはじめ、中谷美紀、ムロツヨシ、松本穂香、余貴美子とともに出席。“さとり世代”の研修医役への意気込みを語った。
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片寄涼太
本作は、僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(まつもと・しょうえん)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマ。人を救うことに誰よりもこだわる僧侶で救急医の主人公を、伊藤英明が演じる。
主人公・松本と考え方や行動が全く真逆なため何かと反発する“さとり世代”の研修医・田中玲一を演じる片寄は、「高校時代の同級生に2人研修医をやっている人がいまして、大阪に帰省したときに2人のリアルな声を聞いてきました」と明かし、「現場では中谷(美紀)さんにも『本当にムカつく』と言っていただく瞬間もあったりして、そんな“さとり世代”を若い世代の代表としてやらせていただこうと思っています」と意気込んだ。
また、演じる田中に共感する点を聞かれると、「熱い思いを持ってお医者さんを志して研修している気持ちはすごく……まだ自分の技術が追いついていない現実と、自分の頭の中に思い描く理想との葛藤は、すごく共感できる部分があります」と理解を示し、「若い頃そういう気持ちは誰しも経験する部分だと思うので、そういったところを大事にできたらなと思います」と語った。
さらに、“さとり世代”だなと思う瞬間を聞かれると「僕はたぶん、“ゆとり世代”ですけど、もしかしたら意図せずに先輩方をムカつかせてしまう瞬間があったりするのかもしれない。気付けていないところが“さとり”なのかなと思います」と回答。すると伊藤が「そんなことない」というように首を横に振り、片寄はうれしそうに笑った。
