フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(毎週金曜24:55~ ※関東ローカル)では、10日にSixTONES特集の第3弾を放送する。

  • 全国アリーナツアーをスタートさせたSixTONES(左から)田中樹、高地優吾、ジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎=フジテレビ提供

SixTONESは昨年8月、ついに年明けのCDデビューを発表。大みそかにはジャニー喜多川氏の追悼企画で『NHK紅白歌合戦』のステージに立った。さらに、1月4日からは、これまで嵐やHey! Say! JUMPなどが開催してきた人気グループへの登竜門である年明けの横浜アリーナ公演を皮切りに、全国5都市動員数22万人を超す全国ツアーをスタートさせるなど、デビューに向け勢いは増す一方だ。

メンバー全員がジャニーズJr.歴10年を超える彼らだが、昨年の放送では、デビュー発表を迎えるまでにそれぞれ抱えていた苦悩や葛藤、メンバーに対する思いを追った。初回放送終了後には「涙なしに見られない」「苦悩が痛いほど伝わる」と熱い反響を呼び、Twitter上で「#RIDEONTIME」がトレンド2位に急浮上、「#SixTONES」「#ROT」とともにトリプルでトレンド入りを果たした。

2020年最初に放送する「episode3 流れる時間」では、デビューという運命の日に向かって迷いや恐れを捨て去り、一歩一歩決意を固めていく6人の姿を紹介する。

昨年末、ジャニーズJr.として最後の全国ホールツアーと並行して、デビューへの準備が着々と進んでいた。デビュー曲はX JAPANのYOSHIKIが作詞作曲を手掛けたロックバラード「Imitation Rain」。レコーディングのために、初めて訪れるレコード会社のスタジオに興奮気味の彼ら。デモテープを聴いてから早く歌いたくて仕方がなかったというメーンボーカル・京本大我のレコーディングが始まると、その澄んだのびやかな歌声に早速スタッフから「すごい。鳥肌が立った」と感嘆の声が上がる。

空き時間には、高地優吾が「これがカラオケに入るってすごくない?」、松村北斗が「この曲はSixTONESのイメージがすごくある。デビューが遅れて、大人になってしまったグループにとって意味のある曲」と、それぞれデビュー曲について喜々として話す。

MV撮影に向けて振付の練習など、新たなステージへ向かうための大切な仕事を次々とこなし多忙を極める彼ら。そんな中、つかの間の休息として、それぞれがゆかりの場所を訪れた。

最年長の高地は、思い出の地・横浜へ。夜の観覧車を背景に「SixTONESで失敗したら事務所を辞めるという決意が6人とも同じだった。死に物狂いでやるという点が一緒だったっていうのが大きかったですね」と結成当時の日々を語る。また、「SixTONESがなくなったらなんて考えられない。僕がそうさせないです。なんとしてでも止めます」とグループへの強い思いも話す。

田中樹は、地元・千葉へ。昔からの友人と会い、学生時代に戻ったようにバスケットボールを楽しんだ後、もう1人の会いたい人である中学時代の担任のもとへ。「昔、パスタを天井に投げた」「勉強はしなかったけど毎日ちゃんと学校に通ってたよね」と当時の田中の姿を2人で懐かしく語り合う。「デビューが決まって本当に良かった。これからだね。色んな人への感謝の気持ちを忘れずにね」と恩師に励まされると、田中は涙をこらえながら深くうなずく。

また、「デビューは遅かったけど、このタイミングでよかった」と語るジェシーや、「デビューは色んな人への恩返しになる。自分の中で進む一歩の覚悟が決まった」と語る京本の姿も紹介する。

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