主婦の友社はこのほど、書籍『誰も教えてくれなかった子どものいない女性の生き方』を発売した。著者は大人ライフプロデューサー・トレンドウォッチャーのくどうみやこ氏。価格は1,400円(税別)。

人生の道標が探せる一冊

  • 『誰も教えてくれなかった子どものいない女性の生き方』表紙

本書は、子供のいない女性の現実を伝えて反響を呼んだ『誰も教えてくれなかった子どものいない人生の歩き方』(主婦の友社)の第2弾。今回は、全国の子どものいない28歳から65歳の女性301人にアンケートを行い、15の質問から、これまで明らかにされてこなかった本音に迫る。例えば、子どもを持つことをあきらめてから、その気持ちにけりがつくまでの期間を尋ねたところ、3年以上が62%を占めたほか、10年以上という人も14%おり、気持ちの整理が簡単にできないことがわかったという。

本書の読みどころのひとつが、辛さのその先の人生を生きる先輩たちのヒストリーだ。子どもをあきらめてから気持ちの整理をするのに62%以上の人が3年以上かかるという理由も、これらの体験談の中で明らかにされる。不妊治療のやめどきで迷っている人、子どものいない人生をどう送ろうかと悩んでいる人、養子縁組を考えている人などが、「これからを生きていく自分の道標が探せる本」となっているという。

著者のくどうみやこ氏は、大人ライフプロデューサー・トレンドウォッチャー。子どものいない女性を応援する「マダネプロジェクト」主宰。著書に『商品PRのやり方が面白いほどわかる本』(中経出版)などがある。