女優の吉高由里子が主演する日本テレビ系ドラマ『知らなくていいコト』(毎週水曜22:00~)の第1話が8日に放送され、吉高演じる主人公の衝撃の事実が明らかになった(※以下にネタバレ要素があります)。
このドラマは、吉高じる週刊誌記者・真壁ケイトが、仕事も恋も絶好調の毎日を送っていたが、シングルマザーとしてケイトを育て上げた母が急死し、父の秘密に迫ることで、人生が大きく狂わされることになるストーリー。
第1話でその秘密は、ケイトの父が、かつて世間を騒がせた殺人犯の乃十阿徹(小林薫)であることが判明した。
女手一つで育ててくれた母・杏南(秋吉久美子)は、死に際に「ケイちゃんのお父さんは、キアヌ・リーブス」という謎の言葉を残した。それから、見も知らぬ父の真相を探ることにしたケイト。遺品の中から見つかった指輪を手掛かりに調べを進めると、キアヌ・リーブスではなく、「乃十阿徹」という名が明らかになる。
それは1990年、キャンプ場で起きた無差別殺人事件の犯人の名前。ほかにも遺品からは、杏南と乃十阿のつながりを示す資料も見つかった。
「わたし、キアヌ・リーブスの子供じゃなくて、殺人犯の子供なの」…茫然自失となるケイト。これまで週刊誌記者として社会の真実を次々に暴いてきたが、自身の真実を突き付けられた彼女は、果たしてここからどう生きるのか…。
15日放送の第2話で、ケイトは事前にDNAを調べた上で相性のいい相手を紹介してくれるという“DNA婚活”についての取材を担当。その中で、遺伝学の教授から「親の経験が子供に遺伝する」というマウス実験について聞き、殺人犯・乃十阿のDNAが自分の中に生きているかもしれないという陰鬱な気分に押しつぶされそうになる。
そして、かつて出所時の乃十阿の写真を撮った尾高が、自分に何かを隠していることを確信したケイトは、その思いを尾高にぶつけるが…。