俳優の佐藤健が8日、都内で行われたTBS系連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(1月14日スタート、毎週火曜22:00~)のプレミアム試写会&舞台挨拶に、主演の上白石萌音をはじめ、毎熊克哉、昴生(ミキ)、渡邊圭祐、吉川愛、堀田真由、香里奈とともに登壇。毒舌な超ドSドクター役について、「共演者のみなさんから『ひどいひどい』と言われ、心を痛める日々です」と冗談交じりに話した。

  • 『恋はつづくよどこまでも』

    上白石萌音と佐藤健

小学館『プチコミック』で連載されていた円城寺マキ氏による同名漫画を原作とするこのドラマは、生と死が隣り合わせにある病院を舞台に、超ドSドクターに一目ぼれをしたことでナースとなった主人公の恋と成長を描く胸キュンラブストーリー。偶然の出来事で運命の男性となるドクターと出会った主人公の新米ナース・佐倉七瀬を上白石、七瀬が一目ぼれをした超ドSドクター・天堂浬を佐藤が演じる。

佐藤は、容姿も仕事の腕もピカイチだけど超毒舌な超ドSドクター、通称“魔王”と呼ばれている天堂役に、「現場では上白石さん演じる七瀬に心ない言葉を浴びせ続け、上白石さんはじめ共演者のみなさんから『ひどいひどい』と言われ、心を痛める日々です」と笑いを誘い、「普段慣れてないもので、しんどいんですけど、我々のやりとりを見てみなさんにニヤニヤしていただけましたら、痛んだ心も報われると思いますので、温かく見守っていただけたら幸いです」と呼びかけた。

天堂に共感できる部分を聞かれると、佐藤は「私、みなさんご存じの通り、本当に普段は温厚なのでございません」とやや笑いながら回答。だか、共演者から「本当?」と疑いの声が上がり、上白石は「片鱗は感じますよ。カメラ回ってないときも、“ミニ天堂”出てきたなっていうときがあります」と暴露し、昴生も「僕が芝居するたびに首をかしげるのはやめてほしい。全然気に入ってない、僕の芝居。あのときすごい魔王!」と、ドSな一面を明かした。

すると佐藤は「でも1話良かったですよ。めちゃくちゃ良かった」と昴生の演技を絶賛し、「うまくなかったですか?」と観客に呼びかけて拍手が起こると、昴生は「うれしい!」と大喜び。続けて、共演者から芝居を褒めてもらったことを佐藤に報告した際に、「そういうの真に受けるタイプなんだ」と言われたエピソードを明かし、「どっち!? っと思ってすごい怖い」と、まだ佐藤の本心を見抜けていないようだった。

また、佐藤は「僕がSで七瀬ちゃんが翻弄されていく感じなんですけど、普段はまったく逆です。意外に上白石さんがドSです」と告白。天堂が七瀬に「脳波は正常か」と言って頭を抑えるシーンについて、「何回かやるのでイライラが募ってくるんでしょうね。後半、キレてましたもん。僕が『すいません、やらせていただきます』って言ってやっていたので逆です」と話すと、上白石は「そんなことないです。大変光栄です。佐藤健さんに頭ツンツンされるなんて」と笑って否定していた。

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