ASUSは1月6日、ゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G14」と同「G15」を発表した。ROG Zephyrus G14では、通常モデルのほか、天板にLEDを備えアニメーションを表示できる「AniMe Matrix LED display」モデルを用意する。2020年のQ1 / Q2期にグローバル向けに販売される。日本での展開は未定。
ROG Zephyrus G14は、14インチ画面の薄型ノートPC。天板の半面にLEDを利用したAniMe Matrix LED displayを備えたモデルを用意する。AniMe Matrix LED displayは1,215個のミニLEDを天板に内蔵し、ユーザーはアニメーションGIFやテキストメッセージなどを天板に表示して楽しめる。
プロセッサはRyzen 4000シリーズ・モバイル・プロセッサで、最大でAMD Ryzen 7 4800HSを選択可能(ROG Zephyrus G14 / G15発表時はいわゆる“未発表CPU”扱いだったが、AMDが米国時間1月7日に正式発表した)。グラフィックスは最大でGeForce RTX 2060が選択できる。メモリは最大32GB、ストレージは1TB SSD(PCIe)を搭載可能。ディスプレイは標準で120HzリフレッシュレートのフルHD解像度だが、60HzリフレッシュレートのWQHD(2,560×1,440ドット)も選べ、どちらもAMD FreeSyncに対応する。
本体はW324×D222×H179mm、重さは約1.6kgと軽めに抑えた。インタフェースはPD対応のUSB 3.2 Gen2 Type-CやHDMI 2.0b、ヘッドホンジャック、Wi-Fi 6やBluetooth 5.0などを装備する。
ASUS ROG Zephyrus G15は15.6型ディスプレイを搭載したノートPC。天板は2方向から入るヘアライン加工を組み合わせたデザインになっており、こちらにはAniMe Matrix LED displayモデルは用意されない。主な仕様はG14とほぼ同等。本体サイズは360×252×19.9mm、重さは2.1㎏。