ビザ・ワールドワイド・ジャパンはこのほど、大阪府および大阪観光局と「観光振興・キャッシュレス決済の推進に関する連携協定書」を締結したことを明らかにした。

  • 大阪府および大阪観光局と「観光振興・キャッシュレス決済の推進に関する連携協定書」を締結

「未来投資戦略2019」によると、日本政府は2025年までにキャッシュレス決済比率40%という目標を掲げている。2019年10月からは、経済産業省がキャッシュレス・ポイント還元事業を開始。国内におけるキャッシュレス化推進の動きは、今後ますます加速すると考えられている。

今回、連携協定書を締結した大阪府では、2025年に大阪万博が開催される。2018年の大阪府の訪日外国人観光客訪問率は、東京都に次いで全国第2位(36.63%)で、推計される訪日外国人観光客数は、1,142万人を超える。大阪万博開催によって、国内外観光客のさらなる増加も見込まれるという。

2018年度の関西国際空港および大阪国際空港の旅客数は各2,900万人と1,600万人を超えた。両空港ではすでに、国際標準のセキュリティ認証技術を活用した Visa のタッチ決済が利用できる環境を整備している。

Visa の代表取締役社長 スティーブン・カーピン氏は、「今後、国内外からますます多くの観光客が大阪を訪れることが予想される中、Visa の持つ決済ソリューションと知見で、大阪の観光消費拡大ならびに地域活性化に貢献してまいります」とコメントしている。

今後Visaは、大阪府および大阪観光局とともに、消費額を含むマーケティング分析、観光地におけるタッチ決済を含むキャッシュレス環境の整備、国内外の観光客への大阪の魅力発信ならびに観光振興を推進し、大阪の観光魅力の発信と観光誘客促進に貢献していくという。