BSテレ東ではきょう3日 21時から、野球トーク番組『再会〜今だから言える、聞ける、話せること〜』を放送する。
番組では松井秀喜×高橋由伸、上原浩治×阿部慎之助、吉田正尚×岡本和真の対談を実施。転機を迎えた男達が、再会を果たした時に知られざる本音と真実を明かす。
長年バッテリーを組み苦楽をともにしてきた上原と再会した巨人・阿部慎之助(現2軍監督)。同局が長年密着取材を重ねてきた中で、「成るようにしか成らない」という言葉を何度も口にしていたが、今回のトークで、ルーキー時代に上原からかけられたアドバイスだったことが明らかになる。上原は自身が投げかけた言葉が相手にそれほどの影響を与えていたことは知る由もなく、また阿部2軍監督もそのことを今まで上原に明かすことはなかったが、今回の対談で「今だから言える」話として飛び出す。また、対談を終えた2人からのコメントも到着した。
上原浩治×阿部慎之助 コメント
・お互いに、どんな存在だったか
阿部:僕にとってはもうリスペクトしかないです。それ以外ないですよ。
上原:僕は現役21年間の中で一番バッテリーを組んだのは慎之助ですから、「慎之助あっての僕だったな」って。だからこそ、僕の野球人生にとって大きな存在のひとりだったと思います。
・現役を引退されてからの生活の変化は
阿部:今でも「あれ、練習しなくていいんだっけ?」と思う時はありますね。最近、体重が増えてきたから走ってトレーニングして...と一瞬思うけれど「もう走らなくていいしトレーニングしなくていいんだ」という感じで。
上原:「今まで我慢していたことをもう我慢しなくていい」というのはありますね。シーズン中は量を決めて飲んでいたお酒も、それまで制限していた食事も気にしなくていい。幸せというよりは楽な生活になったと感じます。
・視聴者へメッセージ
阿部:この番組を見て、多少でもいいので二軍の若い選手に興味を持っていただいて、野球にも興味を持っていただければありがたいなと思います。
上原:自分自身のことで言えば、今後の道がまだないので、来年は何をしているかわかりませんが...見る側に回ったので、慎之助とか同い年や年上の方も皆さん指導者になっていますから、皆さんがどういうことをしているのかな?というのを見て頼んでいこうと思います。
プロデューサー加固敏彦(テレビ東京スポーツ番組部) コメント
いつでも会える間柄、周囲から見ればそう思うような“彼ら”でも、意外と会う機会はないのだ、と言います。同じ舞台で長年苦楽をともにしてきたからこそ、あらたまっての気恥ずかしさなどがそこにはあるのかもしれません。そんな彼らが今回番組を通して再会。いったいどんな話に花が咲くのか。制作する側としても楽しみでしょうがない、ビッグ企画だと思います。ぜひご期待ください。
(C)BSテレ東