女優の平祐奈が、テレビ宮崎開局50周年の連続ドラマ『ひまわりっ~健一レジェンド~』(今春放送、15分×全10話)に主演することが1日、明らかになった。
このドラマは、宮崎出身の東村アキコ氏の同名漫画が原作。南国・宮崎を舞台に主人公・アキコ(平)が、突拍子もない言動で周囲を困惑させるマイペースな父親・健一1号(高橋克典)と、植物にやたらと詳しい超天然な彼氏候補・健一2号(井上祐貴)に振り回されながら、漫画家を目指す姿を描いていく。
平は「大先輩である高橋 克典さんとの初共演、そして高橋克典さんの娘になれることがうれしく、今から現場に入ることが楽しみでワクワクしています。内容もコメディなので、このワクワクな気持ちを視聴者のみなさまにもお届けできるよう全力で楽しんで頑張りたいと思います」と意気込みをコメント。
高橋は「今回こんなにおもしろい原作、脚本のドラマに参加させていただけることに、今から撮影が楽しみです。僕も以前、宮崎県都城市に2週間ほど仕事で滞在したことがあるのですが、とても雰囲気の良い町で気に入っておりました。宮崎ロケの撮影を楽しみにしています」、井上は「僕が演じさせていただく興梠健一は植物にはとても詳しいけれど、天然。そして恋愛になると不器用な青年。気になるけど言葉になかなかできないという不器用さには僕自身とても共感できますし、親近感も湧きます。アキコやアキコの父 健一、そしてその他の登場人物もみんな濃くて濃くて。。。読み進めていくのが本当に楽しい作品なので、ドラマもみなさんに楽しんでいただけるよう、精いっぱい挑みます」と話している。
脚本は、俳優としても活躍する池田鉄洋。監督には『忘却のサチコ』(テレビ東京)、『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(LaLaTV)などのドラマや、エステー「消臭力・ムシューダ」、スマートニュースなどのCMを手掛けてきた石井聡一氏が決定。
池田は「うれしすぎてハゲそうです。健一さん とアキコにまた会えるなんて! 私、興奮しながら脚本を執筆しております。祝ドラマ化、メリットメリット!」、石井氏は「幼少の頃から漫画家を目指していて、漫画家になるために東京に行かなければと、高校3年の夏から地元の美大予備校に通い、国立大学限定で受験するという、東村先生とほぼ同じような経験をしてきた私が、東村先生原作のドラマのディレクターをすることになり、勝手に運命を感じています。自分の持てる限りの力を使い全力で挑みたいと思います」と語っている。