お笑いタレントのビートたけしが31日、東京・渋谷のNHKホールから生放送中の『第70回NHK紅白歌合戦』(19:15~23:45)に出演し、第70回を迎えた紅白に表彰状を贈った。
たけしは、加山雄三が少年隊の「仮面舞踏会」を「仮面ライダー」と間違えた過去のエピソードなどを紹介。自身が志村けんとともに氷川きよしの応援に駆け付けたことも振り返り、「何度もリハーサルをさせられ、絶対に30秒厳守と言われた。それにも関わらず、本番で出てきた瞬間、『残り10秒』というカンペを出されてしまい、私はそのまま闇営業に行こうかと…」と“闇営業”騒動をネタにすると、総合司会の内村光良が「やめてください! 生放送です」とツッコんだ。
言いたい放題のたけしだったが、「この紅白が、令和の時代、そしてもっともっと先の時代まで続くことを願わずにはいられません」ときちんとしたコメントも。だが、最後は「令和元年12月31日、元NHKアナウンサー、参議院議員になった男・宮田輝」とふざけ、再び内村が「違うでしょ! たけしさんでしょ!」とツッコミ。会場爆笑のスピーチとなった。