JR東日本はこのほど、子会社の日本レストランエンタプライズ(NRE)とジェイアール東日本フードビジネス(JEFB)を2020年4月1日付で合併すると発表した。新社名は「JR東日本フーズ」とする。

  • JR東日本が外食子会社2社の合併について発表(写真はイメージ)

日本レストランエンタプライズは1938年、「日本食堂」として設立。国鉄の食堂車の営業や駅構内の食堂、特急列車の車内販売など、手広く展開した。1998年に現社名に変更され、現在は「いろり庵きらく」「そばいち」「駅弁屋 祭」などのブランドで駅構内の飲食店を運営するほか、副食材料の製造加工や給食事業などを展開する。

ジェイアール東日本フードビジネスは1989年に設立。駅構内の飲食店運営をおもな事業としており、「Becker's」「BECK'S COFFEE SHOP」「ほんのり屋」などのブランドを展開する。

JR東日本は子会社2社の合併に関して、「当社の最大の経営資源である駅の価値最大化をめざす取組み」と位置づけており、日本レストランエンタプライズを存続会社とした上で、合併後の社名を「JR東日本フーズ」に改める。

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