千葉都市モノレールの新造車両、新0形「アーバンフライヤー」(6次車)2編成4両が営業運転を順次開始する。12月末に導入された第25編成に続き、2020年2月中旬から第26編成も営業運転開始を予定している。

  • 新0形アーバンフライヤー(6次車)車内イメージ

新0形は、2012年に登場した0形「アーバンフライヤー」のデザインをベースに、眺望性や安全面などを向上させたマイナーチェンジ車。座席をローバックシートに変更することで眺望性を大幅に向上させたほか、縦手すりを増設して高齢者やこどもたちの安全にも配慮。安全性の観点から、車内防犯カメラを新たに設置した。

車内照明と行先表示器はLEDに変更。車内の情報提供装置は液晶(LCD)に変更し、より詳細な情報を案内するとともに、4言語表記や駅ナンバリング表示により、訪日外国人利用者の利便性向上を図った。制御装置(VVVF)については、低炭素社会づくりに向けた事業計画が国に認められたことから、「車両の省エネ化に資する設備導入促進事業」として環境省の補助金を受けて製作されたという。

  • 安全性の観点から、新たに車内防犯カメラを設置

  • 車内照明はLEDに変更

  • 行き先表示器はカラーLEDで視認性を高めた

  • 車内の情報提供装置は液晶に変更

なお、新0形「アーバンフライヤー」(6次車)の営業運転開始に先立ち、12月24日に動物公園駅ホームで内覧会も開催されたとのこと。