アイドルグループ・嵐(相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔)が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第70回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加した。

  • 左から相葉雅紀、二宮和也、櫻井翔、大野智、松本潤

    左から相葉雅紀、二宮和也、櫻井翔、大野智、松本潤 写真:宮川朋久

大トリを務める同グループだが、松本は「嬉しいですね。光栄です。令和発の紅白にもなりますので、精一杯自分たちの感謝の気持ちを込めたパフォーマンスをやらせていただければと思っています。だいぶ気合い入っています」と意気込む。櫻井が「ちょうど10年前、2009年に初出場させてもらってるから、そこから10年で大トリを務めることになるとはあのときは思ってなかったので、本当に夢のようです」と振り返ると、松本は「10年前も、歌いはじめが『A・RA・SHI』だったんだよね。なんかちょっと、くっと引き締まる感じしますね。『Take it so so』って始まった瞬間に」と追加。櫻井が「まあ、歌ってるのは僕なんですけどね」とつっこむと、松本は「聴いてる僕としても!」と苦笑し、二宮も「"聴いてる僕"って」と笑顔を見せた。

大野は「不思議な感じですよ、ずーっと。司会やらせてもらった時から、『なんでこうなってるんだろう』という、不思議がずーっと続いています」としみじみ。相葉は「『A・RA・SHI』と『Turning Up』という、デビュー曲と最新の曲ができるのが嬉しいです。感謝の気持ちを込めてみんなに届けたいです」と意気込み、二宮は「1年を噛み締めながらできたらと思いますし、ダンサーの人たちもずっと嵐についてくれてたり、MVに出てくれてる人たちなので、チームとしてやれてる感じがありました」と語った。

取材前に行われた音合わせでは、パフォーマンスをしながらも全体を細かくチェックする松本の声がステージに響く。自分たちだけでなく、ダンサーの立ち位置についても「この位置で平気?」と確認し、松本の一言でダンサーが動きバランスが取れたシーンも。「A・RA・SHI」パフォーマンス中には、近付きすぎた二宮の背中をさりげなく押し、立ち位置のバランスを整えることもあった。

さらに、1度パフォーマンスを終えた後に松本が「(『A・RA・SHI』の)『We are "COOL"』から踊ろうか? 俺ら、やることないよね」と提案し、5人はその場で振りを改めて確認。もう1度頭から音合わせを行なったが、途中で大野が振りを飛ばしたのか松本と笑い合うなど、気合いが入りつつも和やかな空気で進行していた。